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連載コラム「失敗しないホームページ制作の発注(5)」
制作・チェック・本番反映


さて、5回目にわたってお届けして参りました本シリーズ、いよいよ最終回です。
制作段階に入り、チェックを経て本番反映、完成!今回は「こば」がご紹介します。

制作の途中にも確認をしましょう

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今回は、制作からですね。
HTMLのコーディング作業やプログラミングは制作会社が行うのだから、特にやる事はないのでは?


こば

いえいえ、ありますよ~。
まずは、制作の途中で確認のポイントを設けて、進捗や出来具合をチェックします。
短納期の小規模サイトの構築では必要ないかもしれませんが、規模が大きい場合は複数回の確認ポイントを設けるとよいと思います。

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作っている途中に確認するんですか?


こば

はい。
たとえば、
「出来上がりをみたら、思ったのと違う!!」
「納期が迫る中、やっぱり間に合いませんって言われた!!」
などという事になったら嫌ですよね?

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それはたまりませんっ!上司に怒られちゃいますよ!


こば

これらのリスクを未然に防ぐことができるのです。

主に確認するのは次のような事です。
・方向性にズレがないか
・スケジュールどおり進んでいるか

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でも、まだ作っている途中ですよね?


こば

はい。なので、仮の状態のものを見ながら確認してもいいですし、スケジュールなどの資料を確認しながらの状況報告でもいいと思います。
ここでの意識合わせがトラブルを未然に防げるので、制作会社にとってもありがたいのです。

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お互いのために途中でも確認した方がいいのですね。


こば

この段階で「もっとこうしたい!」などの新たな要望が出てきた場合は、実現可否や費用・スケジュールを含めて制作会社と相談しましょう。

また、制作の途中で急に確認を行う事にしますと、お客様にご報告するための準備に時間がかかるので、後々のスケジュールに影響してしまいます。

確認ポイントは初めの全体スケジュールの計画段階で、予め決めておくといいですよ。

制作の間に、チェックの準備をしましょう

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さあ、いよいよ制作物が出来上がって、チェックだ!


こば

はい。
ただ、ちょっとその前に、、、チェックには準備が必要ですので、制作の間に用意しておきましょう。

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うわー、制作の期間中でもやることが色々あるんですね。
どんな事を準備しておくのですか?


こば

チェックの期間に入ったらすぐに作業開始できるように、何をチェックするのか、予めリストアップしておきましょう。
たとえば、写真や画像とその説明文との組合せの間違いなどは、制作会社よりもお客様の方が発見しやすいものです。

チェックのポイントや勘所を、制作会社に相談しておくのもいいですね。

各ページについてのチェック項目の例を挙げてみますね。

□ 顧客提示原稿と照らし合わせ、誤字・脱字がないか
□ 図表など正しい画像か
□ リンクは正しく設定されているかリンク方法は正しいか
   (リンク先URLは正しいか・同一ウィンドウ遷移、ポップアップなどリンク方法は正しいか)
□ 予め制作会社と取り決めた対応ブラウザで正しく表示できるか
□ パンくずリストに間違えはないか
□ 指示原稿に対して、未実装の仕様はないか。

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前もって準備しておけば、すぐにスタートできますね!


こば

その通りです。

そして、チェックする人のスケジュールをきちんと押さえておく事も大切です。
本来の業務の合間にチェックを行う方も多いと思いので、忘れてしまっていたり、他に予定が入ってしまう事もあると思います。
予定通りに進めるために、チェックのスケジュールを関係者全員に再度確認しておくといいですよ。

修正内容は必ずデータや紙にしましょう

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はい、チェックが終わりました!


こば

チェックで挙がった修正内容は、まとめて制作会社へ伝えます。
手戻りを防ぐため、口頭ではなく必ずデータや紙にして渡しましょう。

本番反映後のチェックもしっかりやりましょう

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いよいよ本番反映ですね!やっとここまできた~~~


こば

新規のサイト構築の場合は、ファイルをアップロードするだけですが、既存サイトのリニューアルやサーバの切替も同時に行う場合は、方法によってはサービス停止が必要な場合があります。

そして、本番反映した後もチェックします。

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またチェックですか??


こば

もちろんです!
チェック期間のチェックはテストサーバで行いますので、本番サーバにコンテンツが移ったわけですから環境が異なります。
画面上の表示を確認するだけでなく、リンクがテストサイトに貼られてしまっていないかや、特にWebアプリケーションの場合は動作も細かくチェックしましょう。

画像のオリジナルデータも納品してもらいましょう


こば

そして、最後になりますが制作会社が作ったものは全部納品してもらいましょう。
例えば、Photoshopなどの画像のオリジナルデータがないと、後で修正が出来なくて大変困る事があります。

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やっと終わった!


こば

はい、お疲れ様でした!
でも、ホームページは作ってオシマイではありません。
このあと、さらにホームページを改善したり、新しい情報を掲載する保守・運用が始まります。
ホームページとしての価値はここからが勝負です!

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まだまだ続くんですね~~


こば

ははは(笑)
さて、「失敗しないホームページ制作の発注」シリーズは今回で終了です。
次のシリーズをお楽しみに!

まとめ

制作・チェック・本番反映のポイントは以下の通りです。
  □ 制作の途中にも確認をしましょう
  □ 制作の間に、チェックの準備をしましょう
  □ 修正内容は必ずデータや紙にしましょう
  □ 本番反映後のチェックもしっかりやりましょう
  □ 画像のオリジナルデータも納品してもらいましょう

プロフィール こば

SE、ディレクション、企画、品質活動推進担当、なんでもこなしたい年頃。
ヤキニクと甘いものをエネルギーに日々業務にまい進中。