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連載コラム「失敗しないホームページ制作の発注(1)」
見積もり依頼の準備


かつてホームページ制作は企業のシステム部門が担当していましたが、最近では事業の戦略上、経営企画・広報・営業部門が発注する事が当たり前になっています。
そのため、いざ発注しようとしても何から始めてよいか分からないとお困りの方も多いようです。

第1回目の本稿では、いざホームページ制作を外部の会社に発注する際に、予め発注者がどのような情報を用意しておく必要があるのか、どのような点に注意する必要があるのかなど、見積もり依頼までの準備段階における注意点やポイントをインタビュー形式で富士通ラーニングメディアのうぇぶ太がご紹介いたします。

まずは全体フローを理解しましょう!

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ホームページ制作の発注にはどのような作業があって、何から始めていいか分からない方が多いと思いますが、、、


うぇぶ太

そうですね、初めに全体のフローをご紹介しましょう。
会社により多少呼び方は異なりますが、概ね以下のフローでホームページ制作は行われていますよ。

ホームページ制作の全体フロー

うぇぶ太

第1回目の今回は、見積もり依頼までのフェーズですので、1.要件整理~2.制作会社決定/発注の一部にあたります。

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見積もりを依頼するまでにはどのような事をすればよいでしょうか。


うぇぶ太

制作会社が見積もるのに必要な情報を社内でまとめます。
目的やターゲット・納期などの企画的な内容や、画面数や設置サーバなど機能的なことになります。

目的・ターゲットを明確にしましょう

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それでは、企画的なところから教えていただけますか?


うぇぶ太

まずは、目的です。
ホームページを新規に作る、またはリニューアルする目的を明確にしましょう。

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具体的にはどのような事になるのでしょう?


うぇぶ太

たとえば、新規顧客を増やしたい、お問合せを増やしたい、イベントの集客を行いたい、などですね。
この目的が曖昧だと後の工程で手戻りが発生し、結果としてコスト増になってしまう場合があります。

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この段階から後々のコストに関連するのですね。。次は何でしょうか。


うぇぶ太

ホームページのターゲットです。
ホームページ自体は誰でもアクセスできる形態が一般的ですが、だからといってターゲットが「誰でも」ということはありません。

自社のビジネスなどを鑑みてホームページのターゲットを明確にしましょう。
このターゲットによって、ホームページのデザインや構成が変わってきますので、大きな要素です。

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なんだか、難しそうですね。。


うぇぶ太

うぇぶ太: いえいえ、難しく考える必要はありません。
普段の事業上の顧客、または顧客にしたい層をターゲットとして設定すればいいんですよ。

デザイン=イメージを示すキーワードを明確にしましょう

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ホームページのデザインはどのように考えればよいでしょうか?


うぇぶ太

新しいホームページのイメージを示すキーワードを明確にしましょう。
例えば「清潔」、「落ち着いた感じ」など抽象的なキーワードで大丈夫です。
もし、コーポレートカラーやロゴなど必ずホームページに組み込まなければいけない情報や画像がある場合は、合わせてそれらの情報も整理しましょう。

参考にしたい他のホームページをいくつか制作会社に伝えるのも手です(笑)
具体的なイメージを制作者に伝えられることで、より良いホームページを創り上げることができますよ。

おおよその画面数・機能・設置場所(サーバ)を明確にしましょう

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機能的な部分での準備を教えてください。


うぇぶ太

まず画面数ですが、一般的にホームページ制作の費用はその画面数によって変動します。
このため、おおよその画面数を明確にし、制作会社への見積もり依頼時に合わせて提示しましょう。

たとえば、既存のホームページと同じ、とか100ページ程増える、などのような言い方で大丈夫です。

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現在のホームページの画面数を数えるのは大変そうですね。。


うぇぶ太

フリーのリンクチェックツールなどで簡単に調べることができますよ。

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ホームページを使って問合せなどを受け付けたい場合はどうしたらよいでしょうか?


うぇぶ太

そうですね、入力フォームやシミュレーションなどCGIによるウェブアプリケーションの開発が発生すると、開発が無い場合に比べて費用は大きく異なってしまいますね。
ですので、ホームページに必要な機能は出来るだけ具体的に洗い出しを行い、見積もり依頼時に提示しましょう。

もし、機能のイメージがつきにくい場合、「○○○が出来る事」というように、ホームページ上で実施したいことを一覧にまとめることも有効です。

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見積もりにサーバの事は関係ありますか?


うぇぶ太

はい、関係あります。
制作されたホームページコンテンツをどのサーバに設置するかを明確にしましょう。
もしサーバを持っていない場合はホスティングサービスなどの活用も有効です。

また、サーバのOSやバージョン、Webサーバソフトの種類やバージョンなど環境面の情報も整理して制作会社へ提供する準備を進めましょう。

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その他、あらかじめ決めておく必要のあることはありますか?


うぇぶ太

納期ですね。もし公開する時期が決まっている場合はその旨を忘れずに制作会社へ提示しましょう。

いよいよ見積もり依頼


うぇぶ太

さて、ここまでに準備した各情報をまとめましたら、制作会社に見積もり依頼や提案依頼を行いましょう。

予算獲得のためになど、超ざっくりで構わないので早めに見積もりが欲しい!という時には、目的、デザインイメージ、画面数、機能、サーバをどうするかの情報があれば大体の金額を知る事ができると思います。
弊社にも是非気軽にお問合せください!

まとめ

見積もり依頼に必要な主な情報は以下の通りです。
□ 目的
□ ターゲット
□ デザイン=イメージを示すキーワード
□ おおよその画面数
□ 機能
□ 設置場所(サーバ)

予告

見積もりの回答を得てからのフェーズ、「ホームページデザインの進め方」をご紹介いたします。お楽しみに!
★今後の予定  (隔週火曜日に掲載)
  第2回  制作会社選定のポイント [12月20日掲載予定]
  第3回  制作開始までの準備 [1月10日掲載予定]
  第4回  ホームページデザインの進め方 [1月24日掲載予定]
  第5回  制作・チェック・本番反映 [2月7日掲載予定]