コミュニケーションデザインサービス


連載コラム「わかりやすく書く」
 ~二重否定を使わない~


今回のテーマは「否定表現」です。
注意事項や依頼事項では、否定表現を使うことが多いですが、使いかたによっては、わかりにくくなることが
あります。どんなポイントがあるか、見てみましょう。

トラちゃん。
お花見のお知らせ、ありがとう。
参加するよ!

ありがとう。
今回のお花見のお知らせは、これまで教えてもらったことに気をつけて書いたんだ。
どうだった?

ちょっと惜しいところがあったから、70点ってところかな。
間違ってはいないけど、もっとわかりやすくできるところがあったよ。

なかなか合格点がもらえないなぁ。
どこを直せばいいのかな。

◆お花見のお知らせ◆
以下の日程でお花見をします。みなさんの参加をお待ちしています。

■お願い
・松花堂弁当は、事前の連絡がないと用意できません。
・公園には駐車場がないため、車で来ないでください。
・幹事が用意した敷物が足りないとも限らないので、敷物を持ってきてください。

「お願い」の箇条書きのところを読んで、どう思う?

「~できない」とか、「~しない」とが多くて、わかりにくい。
お花見のお知らせなのに、「ダメ」って言われてるみたい…。

「~しないと~ない」のような表現を、二重否定というんだ。
二重否定の表現は、わかりにくくなることがあるんだよ。
表現を変えて否定から肯定に書き換えるといいよ。


■お願い
・松花堂弁当は、事前予約が必要です
・公園には駐車場がありません。徒歩または公共の交通機関を使って来てください
・幹事が用意した敷物が足りない可能性があります。各自、敷物を持ってきてください。

肯定の表現にしたら、言いたいことがはっきりしたね!
とっても参考になったよ。
ありがとう、ミケさん。


予告

次回は、「主語と述語の関係」についてお伝えします。[4月20日掲載予定]

プロフィール


トラ
わかりやすい文章の書き方を勉強中。
日本語って難しい・・・と思う今日この頃。

ミケ
マニュアル制作を担当して10年目。
文章を書くのはお手のもの。

モグ
トラちゃんとミケさんの会話をこっそり
聞くのがひそかな楽しみ。
勘違いしやすい性格。